暖かく、涼しく、経済的
家で過ごす時間が増えたり、日々の暮らしを大切にする方が増えてきており、
快適な高断熱・高気密の家が当たり前になってきています。
断熱性や気密性が高いと、冷暖房を無駄にすることがなく、冬は暖かく夏は涼しい家にすることとができます。
特殊な工法は採用していない平屋住宅工房ですが、普通の素材、普通の建築方法でも高い住宅性能を発揮しています。
建てる会社によって、どのように断熱性や気密性を高めるか、窓をどうするのかという考え方が異なります。
数字を追い求めるあまり、価格やメンテナンス面など、ほかの部分で満足できなくなることもあります。
平屋住宅工房では、単純に数値を求めるのではなく、投入するリソースとそのリターンのバランスが良く、
そして十分にご満足いただける性能の家づくりをしております。
住宅の断熱性能を示す基準は、外皮平均熱貫流率「Ua値」として示されます。
Ua値とは「室内と外気の熱の出入りのしやすさの指標」として国土交通省の資料で定義づけられており、「値が小さいほど熱が出入りしにくく、断熱性能が高い」とされています。
また、断熱等級(断熱等性能等級)は、地域によって等級ごとのUa値が異なります。
長野市周辺は「地域区分」が4になり、等級ごとに求められる主な数値は以下のとおりです。
平屋住宅工房の家は、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)、住宅性能表示制度の断熱等級5の基準値0.6を大きく下回る0.34〜0.38という高い断熱性能をもっています。
また、平屋住宅工房では、コストパフォーマンスやメンテナンス性も考慮した家づくりをしているため、これらの数値だけを徹底的に追求しているわけではありません。
一般的な数値は0.34〜0.38ですが、ご要望があれば、もちろんこれを更に下回る数値を実現することも可能です。
※室内と外気の熱の出入りのしやすさの指標
※値が小さいほど熱が出入りしにくく、断熱性能が高い
→ HEAT20 G1基準 0.46
→ ZEH基準 0.6
これから永く快適に暮らしていただくために、冬暖かく、夏涼しい、結露や経年劣化に強いグラスウールのブローイング式断熱工法を採用しています。
グラスウールは、プラスチック系断熱材に比べて経年劣化が少なく、火に強いというメリットを持っています。
住宅用断熱材として、約40%という圧倒的なシェアを占めています(グラスウール40%、硬質ウレタン26%、ビーズ法ポリスチレンフォーム13%、その他21%)。
さらに高い防音効果を持ち、コストパフォーマンスに優れた優秀な断熱材です。
この断熱材を壁に100ミリ(実質105ミリ)、天井には300ミリとふんだんに使用しています。
特殊な工法を用いずにZEH基準を大きく上回る性能を持ち、平均的な間取りで外皮性能UA値が0.34〜0.38と非常に高い水準になっています。
現代の住宅では、気密性をある程度高く保つのが常識とされています。
気密性を高く、というと息苦しく感じるかもしれませんが、そうではありません。
例えばですが、側面に爪楊枝でたくさんの穴を空けたストローがあったとします。
そのストローでコップからジュースを飲もうと思っても上手く飲めないのは想像していただけるでしょうか?住宅も同じで、あちこちに隙間があると、逆にうまく換気が働かず、家の中の空気がよどんでしまうのです。
そのため、まずは気密性を高くし、入り口と出口をちゃんと決めて計画的に換気をするのが現在の住宅のやり方なのです。
この気密性はC値と呼ばれており、C値の数値の求め方は「住宅全体の隙間面積÷延べ床面積」です。
住宅全体の面積の中で隙間がどれくらいあるか、という指標ですね。
現在なぜかこのC値は国が基準を定めていません。
以前は北海道と一部東北がC値=2、他地域は5と決められていました。
平屋住宅工房の住宅の計測実績はC値=0.5~0.8となっており、高気密高断熱住宅の基準として国際的に名高いカナダのR2000基準の0.9をも下回っています。
UA値が理論値であるのに対し、C値は実測値になりますので、写真は建築後に実測している様子です。
アルミ樹脂複合サッシも取り扱っていますが、LIXILの樹脂サッシ+アルゴンガス入りペアガラスを標準としています。
世の中的には断熱性能を上げる目的で樹脂サッシ+トリプルガラスの採用も増えています。
しかし、樹脂サッシとトリプルガラスは、利点だけではありません。
アルミに比べて弱い樹脂だけでサッシを支えると、熱や想定外の加重、経年劣化によって変形などが起こりやすくなります。
その状態で重量がかさむトリプルガラスを入れると、メンテナンスの必要性を加速させてしまいます。
また樹脂サッシは調整がしにくく、何かあったら交換するしかない商品です。これはメンテナンスすることを考えたらコスト的に重大な問題です。
そうした面も踏まえて、いたずらに性能だけを求めず、良いバランスという観点で「樹脂+ペア」を標準としています。
またあまり注目されていませんが、トリプルは断熱性能が高い一方で、ペアに比べて日射取得率が落ちます。
これは主に冬場の天気のいい日が多いほど暖房費に影響が出ます。
そこまで考えてみると、トリプルとペアの差は意外に少ないのです。
片側のガラスにLow-Eガラスを採用し、中空層には熱伝導率が低いアルゴンガスを封入し高断熱を実現。
アルゴンガスは乾燥空気に比べ、熱の出入りを約30%抑制します。
ガラスエッジからの熱の伝わりを抑えて断熱性を高め、端部の結露も抑制します。
アルミの1/1,000の熱伝導率の樹脂。フレーム内は、熱を通しにくい空気の層をたくさん設けた多層ホロー構造にするなどの工夫で断熱性が高まります。
断熱と日射熱のダブル効果で、冬をより暖かく。
室内側のガラスに無色透明の特殊金属膜をコーティングすることで、優れた断熱性能と日射熱取得率の両立を実現。透明度が高いので採光性にも優れています。冬の寒さが厳しい地域や明るさを確保したいお部屋におすすめです。
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平屋住宅工房のモデルハウスは、家づくりのアイデアが盛りだくさん。
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